葛巻町を紹介した本各種




 毎年150人が姿を消し、四方を取り囲む8百m級の山々が交通を阻害し、冬になると雪に悩まされ、温泉もなければリゾート施設もない町―1990年頃には年間6万人に過ぎなかった町への訪問客が、いまや1桁増・・・町をあげて行っている「クリーンエネルギー」の実態を見て、そのノウハウを学ぼうとしてやってくる人が多く、来て見てその自然の雄大さ、町民の温かい心に触れて、リピーターとして再びやって来るのです。「北緯40度ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち」というキャッチフレーズが浸透し、今や全国的に有名になった葛巻町・・・人よりも牛の数が多く、厳選された山ぶどうワインを製造販売する突き出た屋根が特徴のくずまきワイン(葛巻高原食品加工株式会社)、チーズ、バター、ヨーグルト、アイスクリームのくずまき高原牧場、風力、太陽光、バイオマスで電力自給率185%、エネルギー自給率80%、過疎の町はどのようにしてエネルギー日本一になったのか?さまざまな驚きを紹介する各種の本が出版されています。
 今葛巻町は、進行する高齢化、過疎化対策として、定住促進事業を進めています。大都会への人口集中は今後も進むと予想されますが、「幸せ」というコンセプトで見たときに、将来は豊かな自然とおいしい食材、自然エネルギーを活用したまちが、見直されるようになるのではないでしょうか?葛巻町はそうした未来へのモデルとなるまちなのかもしれません。

北緯40度ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち

地域の資源を宝に変えて 幸せ実感を実感できる高原文化の町
葛巻町の人口の推移(総務省統計局 / 国勢調査)
1970年 14,135人
1975年 13,044人
1980年 11,972人
1985年 11,231人
1990年 10,364人
1995年 9,536人
2000年 8,725人
2005年 8,021人
2010年 7,307人



ワインとミルクで地域おこし
―岩手県葛巻町の挑戦―
くずまきワイン くずまき高原牧場
株式会社「岩手県葛巻町」の挑戦―ミルクとワインとクリーンエネルギーの理想郷 風をつかんだ町―クリーンエネルギー・自然の財宝を掘りあてた岩手県葛巻町の奇跡 夢に向かって「岩手県葛巻町」の挑戦―ミルクとワインとクリーンエネルギーの理想郷
鈴木 重男 亀地 宏 前田 典秀 亀地 宏
2001年9月 2006年10月 2006年12月 2011年12月
創森社¥2,000 てらいんく¥1,785 風雲舎 ¥1,680 てらいんく¥1,700
注)てらいんくの本は渇チ藤文明社が印刷・製本、編集は葛巻ふるさと会会長の落宰房夫さんです

葛巻町 鈴木重男町長(左写真:葛巻町のホームページから、右写真:2012年2月13日東京での企業立地セミナーで)


2010年7月2日(金)在京盛岡広域産業人会の役員現地視察会(北部4市町) → 詳細

八幡平市のグリーンのバスで葛巻高原牧場視察 くずまきワインの工場 ワインセラーにはモルト樽も 森のこだま館と限定ランチ


2011年10月8日(土)在京盛岡広域産業人会の会員現地視察会で再びくずまきへ → 詳細
葛巻高原牧場で・・・鈴木重男葛巻町長がお出迎え下さいました