在京盛岡広域産業人会 2023南部・新たな産業拠点・産業施設視察会
盛岡までの交通費は自己負担 | 岩手県内のバス代は無料 | 1泊2食・宴会付きで1万3千円 |
お問い合わせや参加申込み→クリック | ご案内(PDF) | 行程の詳細(PDF) | 1日目 | 2日目 |
1日目 盛岡駅出発 | ヘルステック・イノベーション・ハブ 施設見学 | プロロジスパーク盛岡 建設中現場見学 | 菊の司酒造株式会社 工場見学、試飲、買物 | グランドセイコースタジオ 雫石 施設見学 | ラ・フランス温泉館「ホテルゆらら」 懇親会 |
2日目 出発記念写真 | 道の駅紫波 見学、買物 | きたぎんボールパーク見学 | 盛岡バスセンター見学 | 盛岡駅 到着・解散 | 盛岡市内遊覧 |
盛岡広域地区の工業団地や施設などを視察し、企業誘致や産業振興への理解を深め、併せて盛岡広域の魅力を確認して、ふるさとの発展に寄与するために、情報発信に努めるために毎年視察旅行を実施してまいりました。観光旅行では体験できない企業訪問や観光施設見学、酒造りや農業の現場を視て、食を味わい、湯浴みしたり、時には飲んで、自治体がどのように企業立地や農業、観光の振興などに取り組んでいるかを見ますと、ふるさと応援の機運が自然と湧いてくるのです。この視察旅行は、会員の親睦とともに連帯を深め、事務局である各市町職員が、知っているようで知らなかった他市町を理解することで、広域連携が深まるという副次効果を産みました。その後産業人以外でも、盛岡広域8市町の素晴らしさに触れて、美味しいものを食べ、お土産を購入したいという参加者が出て来ました。今回は特に盛岡市が「2023年に行くべき世界の52都市」というNYタイムズの記事で、ロンドンに続く2番目に紹介されたことで、盛岡市に注目が集まっていますので、参加したいという人が出てくると思われます。ふるさとの皆様も、在京の産業人がわざわざ来て下さり、市町の職員の方々が同行すると言うので、VIP待遇のようなおもてなしをして下さいます。このような体験は希望してもかなうものではありません。2015年から盛岡広域を南北2ブロックに分割し、交互に視察会の行程を編成するということになりました。2023年は盛岡広域南部4市町:盛岡市、雫石町、矢巾町、紫波町をツアーします。是非会員の皆様は企業の同僚や家族、友人を同行して、盛岡広域の豊かな魅力を発見するツアーにご参加下さい。
【開催概要】
日程:2023年9月8日(金)〜9日(土)
集合:盛岡駅西口バスターミナル9月8日(金)12時50分集合(盛岡駅までの新幹線等は各自手配願います)
解散:盛岡駅9月9日(土)12時15分解散
参加費:お一人様13,000円(宿泊費、夕食1回、2日目の朝食1回分を含む、現地での移動のバス代は無料です)
視察先:盛岡広域南部4市町
宿泊先:ラ・フランス温泉館「ホテルゆらら」(紫波町)
◎主な視察行程
■1日目 9月8日(金)
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2010年7月の役員現地視察会(北部4市町)の模様は | ![]() |
コチラをご覧下さい |
2010年10月の役員現地視察会(南部4町村)の模様は | ![]() |
コチラをご覧下さい |
2011年10月の会員現地視察会の模様は | ![]() |
コチラをご覧下さい |
2012年11月の会員被災地視察会の模様は | ![]() |
コチラをご覧下さい |
2013年10月の会員食の視察会の模様は | ![]() |
コチラをご覧下さい |
2014年9月の会員食と農の視察会の模様は | ![]() |
制作中 |
2015年9月の北部の食と産業の魅力視察会の模様は | ![]() |
コチラをご覧下さい |
2016年10月の南部の食と産業の視察会の模様は | ![]() |
コチラをご覧下さい |
2017年10月の北部ものづくり産業の視察会の模様は | ![]() |
コチラをご覧下さい |
2018年10月の南部の産業めぐり視察会の模様は | ![]() |
*********** 在京盛岡広域産業人会会員現地視察会開催内容 ***********
ご案内は | ![]() |
コチラをご覧下さい |
行程の詳細は | ![]() |
コチラをご覧下さい |
■9月8日(金) 1日目
東京駅発9:08はやぶさ11号 → 11:20 盛岡駅着
盛岡駅西口バスロータリーへは、新幹線を降りた後、新幹線北口改札から出るとスムーズに行けます。 改札を出てまっすぐ進み、デパート(FESAN)の突き当たりを左折、「さんさこみち」という連絡通路を渡ると西口に出ます。「さんさこみち」を出て右に進み、すぐにある27番乗り場です→バスは紫波町のバスです
![]() 盛岡駅北側から西口バス乗り場に向かう連絡通路:さんさ小道 |
![]() 西口バス乗場(高速バスや観光地へのバス) |
12時50分盛岡駅西口バス乗り場集合、13時00分出発
下図の27番あたりにバスが来ます
バス停にはかつて盛岡市東京事務所に勤務されていて大変お世話になった高橋孝子さんや長沢さんが差し入れを持参してお見送りに来てくださいました。本当にありがとうございます、感謝、感謝です、謝々
令和2(2020)年度に岩手県工業技術センターが開所したヘルスケア産業集積拠点です。ヘルスケア関連中核企業の集積を促進し、新製品・新事業創出による地域経済の活性化とヘルスケア関連産業の拠点形成を図るため、岩手県工業技術センター敷地内に産学官連携や交流、共同研究開発の活動の場として、貸研究施設が整備され、2020年4月に開所しました。潟Aイカムス・ラボ、セルスぺクト鰍ネどのベンチャー企業が入居しています
2023年2月3日(金)アルカディア市ヶ谷で行われた盛岡広域企業立地セミナーで、「プロロジスパーク盛岡」について紹介いただきました。講演されたのはプロロジス社の開発部ディレクターである中山博貴氏でした。今回は実際の建設現場を見てみようとの主旨です。プロロジス社はグローバル企業で、持続可能性のある高品質な物流施設を開発し、効率的な物流ソリューションを提供しています。
矢巾町広宮沢に建設中の「プロロジスパーク盛岡」は東北エリア最大級となるマルチテナント型の大型物流施設(倉庫)です。2024年問題を機に開発される予定地は、東北エリアの物流動脈である東北縦貫自動車道「盛岡南IC」から約4.7km(約8分)、県道13号からも約1.5kmと至近に位置し、盛岡市を中心とする消費地へのアクセスが至便で、南は仙台、北は本州最北まで3時間以内に到達可能であることから選ばれました。マルチテナント型施設とは、1棟を複数の企業で使用する物流施設です。各階に大型車やコンテナトレーラーが直接アクセスできるランプウェイやスロープ、トラックバースを設けています。庫内はワンフロアが広く、レイアウトの自由度が高まるよう広い柱スパンを確保し、効率的な物流オペレーションが可能です。さらに、免震構造の採用や、非常用電源の設置、敷地内の緑化、カフェテリアなど、快適に働ける施設環境を整えています。
単なる物流倉庫ではなく、働く人の憩いの場や、お客様が見えた時の接客スペースまで、多種多様な施設を揃えています
原料米も地元で調達しながら、四季醸造の酒造りの詳細を動画と共に説明してくださいました。中津川畔でその美味しい水をもとに酒造りを続けていた菊の司が何故雫石へ本拠地を移したか、すべては岩手山の伏流水が湧き出るこの地の美味しい水が酒造りに最高だと判断したからとのこと。質疑応答では、石鳥谷町の酒のブランド「七福神」を承継して、その風味が守られているか?などQ&Aがありました
岩手山を望む美しく厳しい自然・・・・岩手県・雫石の地に盛岡セイコー工業株式会社が設立されたのは、1970年のことです。世界のブランドSEIKOのものづくりにとって、ウオッチ製造にこれほど最適な場所はほかにありませんでした。そして2020年7月20日、盛岡セイコー工業
雫石高級時計工房内に、グランドセイコーの機械式時計を製造する新施設「グランドセイコースタジオ
雫石」がオープンしました。このスタジオは、2019年完成の国立競技場の設計に携わった建築家、隈研吾氏が設計を手がけました。岩手山に対して屋根を大きく跳ね上げ、建築の中からも周辺の自然が感じられる木造建築で、グランドセイコーのブランドフィロソフィ「THE
NATURE OF TIME」を具現化したものです。
木立に囲まれたスタジオ内には、専任の時計師が組立・調整を行う専門工房とともに、ブランドの歴史、背景を知り楽しむことのできる展示スペース、名峰・岩手山を望むラウンジを併設し、自然との共生のなかで生み出されるグランドセイコーのものづくりを体感できる場所として一般公開されています。しかし余りにも人気のある見学施設のため、グランドセイコースタジオ
雫石の見学は事前予約制となっております。
盛岡セイコー工業株式会社は、自然との共生を図る、持続可能で循環型のモノづくり…SDGsに取り組んでいます。その結果、2019年「都市緑化機構会長賞」や2022年度「日本緑化センター会長賞」の表彰を受けました。盛岡セイコー工業の環境保全への取り組みや、いきもの図鑑「ちょっと一息」をご覧ください
盛岡セイコー工業株式会社のホームページのなかに「雫石の自然」風景(上写真)が紹介されています。中央の山は箱が森、この麓に盛岡つなぎ温泉がありますが、ここは元々御所村でした。右のポッコリした山は矢巾町のシンボル南昌山です。御所ダム建設により旧つなぎ温泉は水没し、温泉街は高台へ移転して、現在の温泉地になっています。澤藤隆一の生家は御所村安庭にあり、まさにこの写真の水の下にあります。建設省の移転補償で実家は七ツ森に移りました。1955年御所村は雫石町に合併され、そのとき繋温泉は御所村から切り離されて盛岡市に組み込まれました
紫波町営のラ・フランス温泉館「ホテルゆらら」は、東北自動車道紫波ICからわずか5分、紫波町の西部・東根山の麓にある天然温泉です。洋風・和風の大浴場はゆったり広々、肌にやさしいpH9.0アルカリ性の泉質でヌルヌル、ツルツル、「美人の湯」と呼ばれます
■9月9日(土) 2日目
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![]() ![]() ![]() 完食です ![]() |
紫波町はフルーツとワインの町として知られていて、果樹栽培は県内有数です。リンゴ・ブドウ・イチゴ・サクランボ・モモ・ラフランスなどが中心で、それらは「道の駅紫波」の「産直センターあかさわ」に並んでいます。町内のワイナリーで醸造された紫波ワインも、物産館でさまざまな種類を販売しています。食事は「レストラン果里ん亭」をご利用ください
きたぎんボールパークは、メインとなる全面人工芝の野球場の周囲に全天候型の屋内練習場、イベント広場、キッズスタジアムなどを集約配置し、野球をする人もしない人も一年中楽しめる「みんなのボールパーク」です。両翼100m、中堅122m、明治神宮野球場と同じ人工芝を全面に敷設、プロ野球1軍公式戦にも対応する収容人数20,000人の高規格野球場です。屋内練習場棟は、50m×50m全面人工芝のフィールドのほか、1周約200mのランニングコース、275uの広さを誇るトレーニングルーム(ボルダリング、人工芝トレーニングゾーン併設)、休憩ロビー、キッチンカウンターと上部がネット遊具になったキッズボルダリングなど、岩手県民、盛岡市民の日常的な活動拠点としての機能を有しています。この日は野球場でシニア(中学生)の練習、屋内練習場でリトル(小学生)の練習が行われていました。こんな立派な施設で子どもたちを育成する、岩手県のこのプログラムが世界に羽ばたく野球選手を育てているのだと納得しました
バス路線で地域を繋いできた歴史や結びつきを活かし、人だけでなく地域の魅力を繋ぐ結節点「ローカルハブ」を目指すというコンセプトで、盛岡市が中心となって、2022年10月4日リニューアルオープンしました
盛岡バスセンター東棟3FにはHOTEL MAZARIUM(ホテル・スパ/サウナ・ジャズミュージアム)・・・HOTEL MAZARIUM(ラウンジ/客室)、KANAN SPA(スパ/サウナ/整体・リラクゼーション/ランドリー)、秋吉敏子ジャズミュージアム、PARK SIDE-B(屋上広場/屋上テラス)
秋吉敏子ジャズミュージアム MAZARIUMは、福祉実験ユニット ヘラルボニーがアートプロデュースを手掛ける初の常設ホテルです。いろんなひと、いろんな価値観、いろんなライフスタイルがまざりあうホテルの象徴として、知的障害のあるアーティストの作品で飾られた客室での唯一無二の滞在体験ができます。
ヘラルボニーは「異彩を、放て。」をミッションに、福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニットで、日本全国の障害のある作家とアートライセンス契約を結び、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業をおこなっています。ヘラルボニーのアートルームは、知的障害のあるアーティスト8人が手掛ける異彩を放つアートと、様々な客室タイプをお選びいただけます。宿泊費から1泊500円/室のアート料をアーティストにお支払いします。
2Fはフードホール(東棟・飲食店)・盛岡市子育て支援センター(西棟)・バス運転士休憩室があり、盛岡で人気のクラフトビールや日本酒、ワインと創作料理、焼き鳥、モツ煮、餃子、ラーメンなどの多様なメニューを同じ席で味わえる2階フードホールは、地元の人も利用する社交場です
1F/バスターミナル・マルシェ・・・バス乗場、バス待合室、券売窓口、マルシェ(物販/飲食店等)・・・1階のマルシェでは盛岡のソウルフード「福田パン」のコッペパンなどを購入できます 盛岡のローカルな魅力に触れてください
1階の魚屋さん![]() (上)はやぶさ (右)スーパーこまち 右下のように盛岡で連結され、東京へ |
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E5系 | E6系 |
せっかく盛岡に来たからには、ニューヨークタイムズで「2023年行くべき世界の52都市」紹介の記事にて、ロンドンに次いで2番目に紹介された「盛岡市」を見て回らずにはいられません。しかし時間も限られてる・・・そこで、上田の「ナガサワ珈琲」や盛岡の町屋「鉈屋町」、はたまた岩山の展望台からの眺望も見たいけれど、ここはグッと凝縮して盛岡の中心部だけ、盛岡バスセンターから岩手銀行赤レンガ館、盛岡城址公園周辺散策しながら盛岡の歴史と文化に触れる観光にとどめました。ランチを挟んで、歩いた、歩いた、1万歩超...
中津川周辺散策盛岡の中心部散策には中津川周辺散策が最適です 大きな橋は、上流側から上の橋、与の字橋、中の橋、下の橋とあり、唯一歩道橋が毘沙門橋です。盛岡城から中津川をはさんで対岸の、今は杜陵小学校のある一帯は江戸時代の武家屋敷でした。まずは盛岡バスセンターから岩手銀行赤レンガ館に向かいます。その後左折してプラザおでって前を通り、啄木賢治青春館を見学、中津川河畔を南西方向に下り、杜陵小学校前を通って、毘沙門橋を渡ります。川沿いの眺めは美しく、柳の木が多く見られます。釣り人が糸を垂れていて、流れる水を橋の上から見ると、街の中心部を流れる川とは思えないきれいな水のせせらぎです。盛岡城址公園に入りました 石垣に沿って中をブラブラと散策します。盛岡青年会議所の人たちや学生さんがボランティアガイド中でした
岩手銀行赤レンガ館 中でコンサートなども開かれますプラザおでっては、上の階が三角形で、盛岡市観光文化交流センターや観光文化情報プラザ、ホール・ギャラリー・会議室・リハーサル室等の貸出施設を揃えた市民・地域の交流とふれあいを促進する施設です。6Fにある「盛岡てがみ館」では牧野富太郎の手紙が展示してあるという看板がありました
中津川のたもとにそびえ立ち、明治の洋風建築を象徴し威風堂々たる構えを見せてくれる盛岡銀行(岩手銀行)に対し、第九十銀行は、19世紀末の大正期の黎明を告げ新たな息吹を感じさせてくれる、時代を先取りしたスタイルです。啄木と賢治、年齢差10歳のふたりは、非常に多感な青春時代のそれぞれの約10年を、ここ盛岡で過ごしています。親元を離れ進学した盛岡中学(現・盛岡第一高等学校)、彼らの胸には、どれだけの希望がつまっていたのでしょう。多くの友と交流した学生時代、時には学校を抜け出して、近くの岩手公園(現:盛岡城跡公園)で本を読みふけったりも・・・すぐそばを流れる清流・中津川沿いで、電灯が街を照らし始め、次々と近代建築が建てられる様子も見ていたはず・・・彼らのみずみずしい青春時代と、近代化に向けて盛岡の街が輝き出す時代が重なり合う様子を展示している「もりおか啄木・賢治青春館」は、ナント!入場無料、この種の施設では珍しい、盛岡市を観て欲しい、その姿勢が伝わってきます。左の柳は「銀座のやなぎ」です。東京・銀座商店街から分けて頂き、本場の柳は死滅しましたが盛岡で生きています
毘沙門橋を渡り盛岡城址公園に入りました石垣修復工事を行っている鹿島建設は盛岡市と特別な縁があり、鹿島建設株式会社初代社長・鹿島精一は盛岡出身です。鹿島組鹿島岩蔵組長の援助を受け東京帝国大学土木工学科を卒業、岩蔵組長の長女・糸子と結婚し婿養子となりました。盛岡市新庄の岩山公園にある岩山展望台は、別名「鹿島精一記念展望台」と呼ばれ、鹿島建設が盛岡市に寄贈しました。寄贈された1962年から半世紀が経過し、劣化が目立ってきたため、鹿島建設が改修工事を進め2017年12月終わりました。建設から改修まで、寄贈して頂いた盛岡市にとっては大変有難いことでした。この展望台からは日本百名山の岩手山や早池峰山、姿が美しい姫神山、奥羽山脈の秋田駒ヶ岳が一望できます。盛岡の夜景も見られ、盛岡に行ったら是非訪れて欲しいスポットです
桜山神社の隣のお堀越しに見える石垣 噴水に虹がかかってきれいです 昨日盛岡駅に着いた時、まずは開運橋から北上川の景色を見ようということにして歩いていたら、駅前のお店の前が大行列、見たら盛岡冷麺で有名な「ぴょんぴょん舎」でした。この店は都内にも数店舗あります。すると見知らぬおばさんが「ちょっと、ちょっと」と声掛けてきました。聞いたらスナックのママさんだそうです。曰く「この辺で冷麺食べるなら盛岡駅の対面にある「盛楼閣」がおすすめだよ、わたしゃ回し者じゃないけどとにかく美味しいよ」とのこと、行列に並ぶより良い店があるよと、明らかに観光客らしい人たちを見かけて声掛けてくれたのでしょう。盛岡の人というのは無口な東北人というイメージがあるかもしれませんが、どうしてどうして人懐っこくて親切なのです。そこでスマホで盛岡駅周辺のランチのおすすめと検索したら、ホントだ!「盛楼閣」が第1位でした。
ちなみに、盛岡冷麺発祥の店は市内大通りの「食道園」ですが、人気ナンバー1は「髭」、グランドセイコー雫石の直ぐ近く、国道46号の「尾入十文字」、盛岡−田沢湖と小岩井農場−つなぎ温泉の道路が交錯する十字路周辺は、焼肉冷麺街道と呼ばれ、「髭」の他、「韓式食彩ヤマト」や「やまなか家」、「三千里」など、どこもハズレが無い美味しい焼肉冷麺屋さんが並んでいます。桜山神社の向かいには食堂がビッシリ並んでいます。盛岡と言えば「めんくいの街」と言われます。麺喰いですね。蕎麦の店と言えばわんこそばの「東家」が良く知られていますが、地元の人は「直利庵」や「やまや」、「橋本屋」、「かしわや」、「極楽乃」など、ひいきの店がたくさんあります。じゃじゃ麺なら桜山神社向いの「白龍(パイロン)」が有名ですが、他にも通の「推し」の店がいろいろありますよ。「ひっつみ」やラーメンの名店もいっぱいあります。
近いところがいいなと振り返ったら、目の前に有名な「モンタン」がありました。盛岡名物「ア・ラ・モンタン」とあります。雰囲気はカフェです。盛岡市は「喫茶店の街」、「ジャズの街」でもあります。至る所に喫茶店があります。それもスターバックスのような店ではなく、小さなお店です。「モンタン」もそんな感じです。もう14時過ぎなのに満員のようです。お客さんが出てきたので、中の店員さんに声掛けたら「お二階にどうぞ」・・・結構席数は有りますが確かに混んでいて子ども連れの若いお客様が多いようです
「モンタン」は1959年開店だそうですから、もう64年の歴史があります。当時、ジャズ喫茶に近い形態で文化人や医学生らが集まり、酒を酌み交わしながら議論に花を咲かせるサロンのようだったそうです。二日酔いの胃腸にも優しいトマトスープにパスタを入れた「ア・ラ・モンタン」は、スープを食べてもらうために誕生したスパゲティで、温かいまま食べてもらうために耐熱ガラス製の器に盛りつけ、器をさらに皿に載せて提供するのが昔からのスタイルです。「ア・ラ・モンタン」は¥880ですが、サラダ・ドリンク付き¥1,480というランチが有ったのでこれにしました。なにしろドリンクは生ビールもOKというので、もちろん♪生ビールがイイじゃな〜いか〜、ググっとホソカワ君よ〜♪
お腹も一杯になったので桜山神社の前を通り、もりおか歴史文化館に行きました。桜山神社ではイベントをやっていて人がいっぱい居ました。岩手町コーナーがあり名刺を渡してご挨拶、もりおか歴史文化館は盛岡の祭りや文化を展示していてこれまた入館料は無料!盛岡市は心が広い
盛岡秋祭りの山車と思しきものが置いてあり、飾りつけ作業をしていました。もりおか歴史文化館は、旧岩手県立図書館の建物を増改築し、2011年7月、盛岡城跡公園(岩手公園)の一角に開館しました。「歩いて楽しむまち盛岡」の新たな観光・交流拠点として、盛岡城跡と城下町をフィールドミュージアムとして紹介しています。館内にある山車は巨大です。下は小さいものですが、大きい方は電線がある通りは通れません
もりおか歴史文化館を出て、盛岡市役所前を通り左折して、岩手県庁前バス停(岩手県公会堂の道路向い)でバス待ち、次々と来る盛岡駅方面、岩手県交通や岩手県北バスを何台も見過ごして、どうしても乗りたかった「でんでんむし」を待ちました。同じようなお客さんが多くて、他のバスはガラガラなのに、「でんでんむし」は立っている人大勢・・・しかもガイジンさんも乗ってる、皆さん旅のガイドをスマホで見てよくご存知のようです。1乗車120円、1日フリー350円
でんでんむし路線図(右回り/左回りあり) 「でんでんむし」に乗り込み、発車してすぐ目の前に盛岡地方裁判所の敷地内にある石割桜が見えました。巨大な花崗岩の岩の狭い割れ目から突き出た樹高11メートル、
樹齢が350〜400年といわれるエドヒガンザクラで、国の天然記念物に指定されています。盛岡市内には、ほかにも龍谷寺(りゅうこくじ)の「モリオカシダレ」が国の天然記念物に指定されており、1つの市内で複数の桜が指定されていることは全国的にも大変珍しいそうです。
ちなみに盛岡市内には「日本名水百選」に選ばれたところが2ヶ所もあります。これまた全国的にも大変珍しいそうです。盛岡の古い街なみが残されている「鉈屋町」の大慈清水と青龍水、及び中津川綱取ダム下流です。中津川は、県庁所在都市の中心部を流れる河川でありながら、鮭が遡上し、冬には白鳥が集まる、きわめて美しい景観と豊かな自然環境で市民の自慢です。
「でんでんむし」は石割桜前を過ぎて左折し、盛岡城址公園の石垣を見ながら南下して、右折して菜園通りに入りました。百貨店「川徳」前を過ぎて、開運橋手前に差し掛かるとジャズ喫茶「開運橋のジョニー」の看板が見えました
北上川に架かる開運橋は「二度泣き橋」と呼ばれます。一度目は転勤で盛岡駅に降り立ち、開運橋を渡る時、「こんな寒いところに来てしまった」と泣く、二度目は転勤を終えて帰るため盛岡駅に向かって開運橋を渡る時、「帰りたくない」と泣くのです。盛岡の町並みや人情に溶け込んで「住めば都」になってしまったのです
晴れた日に開運橋の上から北上川と北方の岩手山を撮った写真です盛岡市には至る所にフラワースタンドがあり、ハンギングバスケットが吊るされています。これは「われ太平洋の橋とならん」の新渡戸稲造が逝去した地であるカナダのビクトリア市がこれが縁で盛岡市と姉妹都市になりましたが、その街中が花いっぱいであることから、これを真似て盛岡市も花いっぱいにしようということで行われているものです。至る所に花があり、美味しい水と空気があり、山が見えて、美味しい食べ物がある...旧い建物が保存されていながら新しい建築もある、カフェがたくさんあってジャズが流れている、まさに江戸から明治、大正、昭和レトロが感じられて、古いものを大切にしながら生きる人々、これがニューヨークタイムズが2023年に行くべき世界の52都市のひとつに選んだ理由なのです